工事名：西谷商店（知夫村）店舗改装
竣工：令和4年

今回は「知夫にはないお店を！」をコンセプトに、大手コンビニチェーンやスーパーの売り場で実際に採用されている手法や設備を盛り込んだところ、まるで都会にあるコンビニエンスストアのような内装に仕上がりました。

改修箇所は店内全般（床､壁､天井､電気配線､陳列棚の新調など）と入口のテント。
入口の自動ドアはリメイクシートを貼って､店内の雰囲気と統一感を持たせました。

陳列棚は、板の厚みを薄くすることで、その分棚の数を増やし、商品を置くスペースを広げつつも床面積はそのままに､通路のスペースを確保しています。買い物カートも通りやすく、改修前より商品を選びやすくなった印象です。

また、以前はモルタル塗りの状態だった床も改修し、照明の光を反射させることで店内をより明るくする効果を。照明から遠い棚の下段は暗くて商品が見えにくくなりがちですが、床が照明の光を反射することでこれを解消することができます。

以前は生鮮食品（野菜や果物など）は箱に入れての陳列で専用棚はありませんでしたが、改修に伴いコンビニにあるような生鮮食品と冷凍食品専用の陳列棚(ショーケース)を設置しました。

更には、売り場によって照明の色を変え、商品の見栄えを良くしているという工夫も。

地元の人たちは勿論、観光で来島されたお客様も気軽に立ち寄れてお買い物がしやすい雰囲気となりました。