M様邸

光がたっぷりと入る、子育てしやすい家

竣工:令和3年
所在地:隠岐の島町

日当たりの良さを存分に活かし、窓を多く設置した採光を重視した造りになっています。

お子さまの成長を考えながら設計されたというご家族のこだわりが、随所にみられるお家です。

全体の印象としてはスッキリとしてシンプル。ですが、収納の便利さや導線の確保など機能性に長けた一面も持ち合わせています。

お子さんの遊びスペースとして作ったリビングに隣接した部屋は、おもちゃもたくさん入る収納つき。入り口は3枚の引き違い戸になっているので、全開にし、つづき間として広く使うことができます。

LDKには北と南の両端に窓を設け、風通りが良く光もたっぷり入る造りになっています。

キッチンの背面に窓を設け、採光をとりました。窓下には飾り棚をつけ、ディスプレイを楽しめるスペースに。
また、カウンター前のテーブルは簡単な食事をとったり、お子さんが宿題などをしたりできるよう工夫を凝らしたもの。その横にはお子さんのランドセルや教科書などを収納するスペースを設け、リビング学習ができるようにしています。

カウンター上には敢えて収納スペースはとらず、リビングからスッキリと見えるようにしました。キッチンが閉鎖的な空間にならないよう、背面の窓に加えて勝手口からも光が入るようすりガラスを入れています。

階段上の畳スペースは、ポカポカと日当たりが良く、洗濯物を干したり、読書などくつろげる空間を目的としています。

階段部分は吹き抜けになっており、2階の窓からの光が1階まで程よく差し込みます。

和室は畳と収納扉の色を合わせ、窓にはカーテンではなく調光スクリーンを設置。全体的にスッキリとした印象に仕上がりました。

収納スペースにはポールを設置し、服をたくさんかけられるように。逆側にある棚は可動式。

大きな窓は、光をたっぷり取り入れつつ、春に見える桜並木など外の景色を楽しむために。
悩んで決めた個性的な玄関ドアも、外観のアクセントになりました。

洗濯物干し場の目隠しは、職人お手製。ヒノキを使用し玄関ドアの調子と合う風合いに仕上がりました。ランドリーと隣接しているので導線も抜群で
す。

玄関には、お子さんの靴や遊び道具を収納できるスペースを設けました。また、土間の素材は汚れが目立たないものをチョイス。

玄関の収納。靴やお子さんの遊び道具のほか、コートや上着をかける場所も。

娘さんが 3 人いるので、身支度をする際に並べるよう鏡は大きく。
お子さんが成長して今後益々込み合うことが考えられるからこそ、その点を考慮した設計に。タイルのデザインはお子さんがワクワクし、朝から気分よく身支度できそうな空間づくりに貢献しています。

トイレの床はヘリンボーン。壁はアクセントとして1面だけブルーとタイル調の壁紙を組み合わせ、清潔感のあるおしゃれな空間に。

お風呂は洗い場を広めにとり、ゆったりとくつろげる落ち着いた空間に。素材選びに於いては、耐久性と掃除のしやすさも重視しました。

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