N様邸

採光と収納にこだわった、明るく機能性の高い家

竣工:平成30年
所在地:隠岐の島町

東西に細長い敷地を生かし、建物形状を細長くすることで、南側の日光を多く取り入れられる明るい家をイメージしました。

各諸室は南側に大開口の窓を設置し、それ以外の方角の窓は主に換気目的の小開口を設置するほか、北側には安定した日光を取り入れられるようハイサイドライト(室内の高い位置に設けられた窓)を設置するなど、採光にこだわっています。

また、収納は家事導線の短縮を図った仕組みにしたり、来客時に対応できるような設備を付けるなど、機能性も非常に高いデザインとなっています。

キッチン
リビングを見渡すことのできる対面キッチンと、背面の収納棚がポイント。また、キッチン脇にパントリーと勝手口を設けることで、家事動線の短縮を図っています。

リビング
片流れ屋根の形状を利用した勾配天井で、広い空間を演出しています。

キッチンリビング
南側に大開口の窓を設置した明るく豊かなリビングダイニング空間。

キッチンカウンター
キッチンカウンターには白木の集成材(小さく切り分けた木材を組み合わせて板にしたもの)を使用し、明るい印象に。


和室は、玄関ホールから直接アクセスでき、リビングと一体空間にもなる位置に配置しました。

ベランダ
両袖壁を付けることにより、軒を深くしたベランダ。
軒を深くすることで、真夏の日差しを遮り、冬には日差しを室内に入れ、空調負荷を軽減する構造になっています。

廊下収納
子供部屋の本棚をなるべく少なくすることができるよう、廊下に可動収納を付けて本棚に。

階段
冷暖房の効率が良くなるように、階段の天井を廊下と同じレベルにして、空調を低い位置に設置できる仕組みに。


洗面室内に物干しスペースを確保し、夜間・雨天時にも対応できるようにしています。

風呂
白い壁の浴室には、一面だけ濃い茶色の壁を取り入れることでデザインにアクセントを。

棚
至る所に設けられた収納は、例えば「入浴時に着替えをわざわざ部屋にとりにいかなくても済む」となるよう、家事動線上の短縮を図ることができるデザインになっています。

トイレ
白い壁にダークオークのアクセントを。トイレは、来客時に対応できるよう2ヶ所設けています。

玄関外観
白い壁に映える、ウッド調の玄関ドアをチョイス。
玄関ホール内には手洗いを設け、子供たちのお帰り手洗いと来客用の手洗いにも対応できるようにしています。

外観
一方向だけに勾配のある「片流れ屋根」の構成に。 採光などが取りやすく、雨水の流れも良いという利点があります。
また、玄関の庇(ひさし)は柱を落とさないデザインにし、全体的にシンプルな外観になるようまとめています。

外観
シンプルな外観にしつつも、将来太陽光パネルを設置することも想定した構造になっています。

ページ上部へ戻る