D様邸

木材にこだわった、家族が明るく暮らす家

竣工:令和元年
所在地:隠岐の島町

明るく開放感のある空間で、子供たちが遊んだり学習をしたりと、いつも一緒に過ごせるようにスペースを確保しています。

キッチンにいても家族の行動を見渡し、会話をすることができ、料理を作ることが楽しみになる空間を作りました。

リビング部分には琉球畳を入れて、洋間の中でも寝転べる過ごしやすさとデザイン感を取り入れました。また、窓は肘を置ける高さに設計し、くつろぎながら中庭を楽しむことができる工夫もされています。

テレビの棚は宙に浮かせて、開放感を演出しています。

サンルームは閉めたときでも光が入ってくるよう、すりガラスの建具を採用しています。

サンルームを開けると家裏のウッドデッキと繋がり、家族や友人とイベントをする時など、開放的にすることができます。

玄関の棚には隠岐の黒松を使用し、縦に入る松板にはなぐり板を採用。存在感が出るようにアクセントをつけました。

玄関入り口のポーチは、出節の桧柱を取り入れ、遊び心を出しました。

階段には、元気な子供たちが勢い良く登り降りするイメージから、丸柱を取り入れました。

セカンドリビングは板張りの腰壁を作り、家の中でも常に本物の木と触れ合えるようにしつつ、子供たちが遊んでも壁が傷つかない工夫にもなっています。

屋根庇は職人の工夫により、田舎ならではの干し柿などの吊し場にできるような仕組みを。

リビングからアクセスしやすい導線にウッドデッキを設置し、洗濯干し場の確保や、BBQなど色々な使い方ができます。

白い大壁とシルバーの屋根でナチュラルなデザインにしつつ、黒い窓枠でアクセスをつけ、和の印象も組み込みました。

玄関側からの外観は、玄関屋根とリビング屋根が合わさって1つになる特徴をもち、木材を露わにして構造美を感じることができるようデザインしています。

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