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【土木特集】<第二弾>道路のしくみ~工法・技術のご紹介~

日常の景色の中に見る「土木」

今回は、皆さんにとっても身近な「道路」を例に挙げて、土木の工法・技術をご説明していきたいと思います。

そもそも、道路というのは、下の図のように複数の異なる層が積み重なってできています。

弊社では主に、この図の舗装部分の施工を行っています。

舗装の中に更に複数の層がありますが、各層は大型車両の交通量や基盤となる路床の強度によって、それぞれの厚さが決められます。

 

通常道路というのは、アスファルトかコンクリートで舗装されています。

ではみなさん、「アスファルト」と「コンクリート」の違いはご存知ですか?

アスファルト舗装は施工が速く、1日で多くの面積を舗装することができ、施工後1時間程度で通行できるため、多くの道路に活用されています。
その反面、表層自体には強度があまりないため、下の層の強度が弱かったりするとすぐに壊れてしまいます。

一方、コンクリート舗装は施工に時間がかかり、完成後も実際に車が走れるようになるまで約1ヶ月ほどの時間がかかります。

しかし、壊れたりすり減ったりしにくい性質を持っているため、何度も工事することが難しいトンネルの中の道路などで使われています。

今回は最も身近な道路の例でご説明をさせていただきましたが、このように土木の施行では、用途や状況にあわせて、様々な工法や素材の使い分けを行っているのです。

ちなみに、見た目でいうと、アスファルトは色が黒っぽく濃い色で、コンクリートは薄めの灰色です。
もし気がついたときに、この違いを実際に目で確かめてみてください。

 

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