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【隠岐の木有効活用プロジェクト】(1)クロマツの未利用材を活用した家具開発

クロマツテーブル

現在、日本各地で松くい虫(松材線虫病)による松枯れ被害が広がっています。
ここ隠岐の島でも同様に、松くい虫による被害が徐々に広がり、山林が荒れています。
松くい虫に侵された松は、経年変化により品質や強度が低下してしまうため、建築用材として使用することができず、山林に放置されることがほとんどでした。

隠岐松喰い被害

これら松くい虫に侵された被害木は、建築用材としては使用することはできませんが、被害に遭って間もない松の木であれば、家具用材としては十分に使用することができます。

そのため弊社では、これらの被害木をダイニングテーブルの天板として加工するなど、資源の有効活用に取り組んでおります。

隠岐テーブル職人

クロマツの被害木を活用した家具開発は、島根県・(有)池田材木店(隠岐の島町)・池田建築設計(横浜市)との合同事業として取り組んでおります

クロマツのテーブル

現段階ではまだ開発中のプロジェクトですが、展示会でのサンプル公開や、試作品の設置も既におこなっております。
今後の動きも、この場で随時レポートを続けさせていただきますので、ぜひご注目くださいませ。

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