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>【茅葺き特集】平成29年度 重要文化財 玉若酢命神社 本殿保存修理工事<第4弾>棟飾りの木工事と三和土の仕上げ

棟飾り

向拝(ごはい)の檜皮葺の葺き替え、身舎(もや)の茅葺きの葺き替えが完了したら、続いて棟飾りの修理工事となります。

▼まずは棟飾りを外してみて、現物を文化庁の人が確認。まだ使用できるか、新調するかを判断します。
玉若酢命神社 棟飾り

▼こちらが鰹木。調査の結果、今回は3本のうち1本を新しくすることになりました。
鰹木3本

▼加工前の四角の状態。
鰹木になる木

▼杉の角材を徐々に削り出します。
鰹木の削り出し

▼電動かんなで削り出し、最後は手かんなで仕上げます。
鰹木の削り出し仕上げ

▼こちらは鰹木を止める金具。さび落としをして、再塗装をして使用します。
鰹木を留める金具

▼箱棟は、雨がかかる部分の銅板の貼り直しと、木部の保護塗料の再塗装をおこないました。
棟箱の再塗装

▼箱棟は表面の汚れを綺麗に落とし、この後に保護塗料を再塗装していきます。
箱棟 塗装

▼こちらは鬼板。銅板を張り替えて、保護塗料の再塗装をおこないました。
鬼板

▼箱棟の設置。
箱棟の設置

▼鬼板を設置し、茅を調整します。
鬼板の設置

▼鰹木の設置
鰹木の設置

▼千木の設置
千木の設置

▼棟飾り設置の完了です。
棟飾り設置完了

茅葺き屋根は、茅ばさみを使って刈り込みます。上部から降りながら仕上げていきます。
茅葺き屋根の切り揃え

棟から始めて、最後に軒先を切り揃えます。
茅葺き 軒先 切り揃え

ついに仕上がりました。
棟飾り 設置

さらに防災工事(自動火災報知機の保全)や本殿下の三和土(たたき)の工事もおこないます。
防災装置

▼本殿下の三和土(たたき)工事
三和土

三和土(たたき)は、赤土・真砂土・砂などに石灰とにがりを混ぜ、敷きたたき固めたもの。相撲の土俵や土間に使われます。

三和土の施工

全工程が終了し、竣工検査を受けて工事完了となります。
その後、神様(ご神体)を本殿に返す本遷宮が執り行われました。

玉若酢命神社

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